1.13特別WS : 即興演奏と映像によるパフォーマンス
オーバーハウゼン国際映画祭関連特別講義で
お招きした中沢あき氏によるもう一つの特別ワークショップをお知らせします。
ワークショップ
ギター、打楽器などによる
音楽インプロビゼーション(即興演奏)と、
映像によるパフォーマンス
日時:2011年1月13日(木) 14:00~17:00
場所:京都精華大学風光館F107(メディアラボ)
講師:
中沢あき(映像作家)
ヤン・ファベーク(映像作家)
由井康子(作曲家)
ステファン・ヴォルケ(ギター)
イエンス・ブリュス(打楽器)
内容:
現代音楽とビデオアートとのパフォーマンス「E-Ue-E」の紹介と実践的ワークショップ。
参加者とアーティストとのコミュニケーションをベースに即興的な音楽の演奏(インプロビゼーション)と映像の出会いを試みる。エキサティングなコラボレーションをめざす。
(1)前日に行われたE-?-Uプロジェクト公演「ダブル・ポートレート」について解説
(公演自体は1月12日(水)18:00より、同志社大学寒梅館にて。)
(2)音楽とビデオのインプロヴィゼーション上演
(由井康子の曲目を中心とした、エレキギターと打楽器による音楽で)
企画趣旨:
ポップカルチャーの影響を享受して育った世代である、1970年代生まれの作曲家や演奏家たちによるエレキギターと打楽器の音楽表現は、芸術音楽というジャンルにおいてそれらの楽器の新しい可能性を見出すことだろう。
Ernstmusik(E-芸術音楽)とUnterhaltungsmusik(U-娯楽音楽)と呼ばれるジャンルの境界を越えることを目指す本企画は、音楽に限らず、映像メディア、または芸術についての在り方を問おうとするものである。
ドイツ語には、EとUの間となる?というウムラウト発音が在る。今企画のタイトルであるE-?-Uとは、そのEとUの境界越えを目指す事を意味し、また映像を音楽の一部として捉えるインプロヴィゼーションの試みなど、ジャンルの越境も目指す。
ドイツ、日本と国境を越えた参加者たちによる、「越境」の企画である。
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