2年生のインスタレーションの授業では、ビデオカメラとブラウン管モニターを使った授業を行いました。
担当は非常勤講師の林ケイタ先生です。
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今回の授業では「かごめかごめ」をモニターだけで表現するという内容でした。
まずは素材撮りのために、学生5人でかごめかごめを実際にして撮影します。
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学生1人に対して1台のカメラをセッティングし、計5台のカメラで撮影しました。
偶然通りかかった呉先生(↓)にも手伝ってもらい、
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5台のカメラで同時に録画ボタンを押し、かごめかごめスタート!
途中で学生が笑ってしまったりして何度も失敗。
やっと素材撮りが終わって、次はカメラとモニターを接続します。
モニターの位置を写真のように配置して
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「後ろの正面だぁれ」のときにモニター1台につき1人の学生の顔が映るようになっています。
まずはこの配置でどう見えるか、部屋を暗くしてみんなで確認。
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どうやらあまりしっくりこなかったらしく、モニーター同士をもう少し近づけて再び確認。
画面も、カラーからモノクロに変更しました。
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さっきよりはいいか~となりましたが、もっと良い配置がないかみんなで考えます。
真ん中のモニターを台に置いて、周りのモニターの画面を中央に向けたり
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いろいろ試した結果
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これが1番しっくりきたようです。
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モニターの配置だけでもかなり見え方に違いが出るので、いろいろと工夫してみると面白いですね。
そして今となってはあまり使われなくなったブラウン管を使うことで、雰囲気も変わってきますね。

今後インスタレーション作品を制作する中で、こういう機材の使い方もあるのだと、少しでもヒントになっていたらいいな~と思います。
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