どうも~。需要なんて気にしないマギーのボーボーラボ、第5回をむかえました。
資格
よく映像コースでこんな質問が飛び交います。
「映像系の資格ってあるの?で、それって就職の時役に立つの?」
というわけで今日は映像に関する資格の事をとりあげていきたいと思います。

一番メジャーな映像資格からいいますと、日本プロダクション協会主催の映像音響処理技術者資格認定試験です。くそ長い名前ですが、映像音響検定と覚えてくれたらよろしいかと。
ちなみにポスターが学校にもはっています。(何故か映像ではなくデジクリの教室の前に・・・)
これは、ポストプロダクション(編集業務)専門の資格であります。
ビデオ編集の仕事をする上での最低限の知識をつけるための資格試験であるといえます。
ちなみにどんな問題がでるかというと・・・

2007年度の問題より
コンポーネント信号とは、ビデオカメラなどから最初に出力される( a )・( b )・( c )や、この信号から作られた、輝度信号Y・色信号( d )・( e )などの信号である。

などの穴埋め・・・
100%問題集から出るので、わりと簡単です。
難易度から言うと、中学校2年の中間テストくらいです。

で、これの何か就職の時に有利かというと・・・
別に何にも有利になりません。いやマジで。
というかすべての資格にいえることなんですが、もっているだけで得するような都合のいい資格なんてありません。

ですが、この資格の勉強をしとくと、こんな場面で強くなります。

1.トラブル対処ができるようになる。
映像においてトラブルはつきもの。そんな時、映像音響検定で知識をつけておくと、対処する時間が圧倒的に短縮されます。あるていど知識がつくと、機械にどんな異常があるのか有る程度の判断がつけるようになります。

2.クオリティの向上
編集において何ができるか、何ができないかを有る程度知識としてつけておくと作業効率がたいへんよくなります。このため、結果手に作品にふれられる時間が増え、クオリティの向上へと結びついていきます。

もし、ビデオの知識をふかめたい、作品の向上につとめたい人は、一度勉強してみるのがいいかと。

JPPA 映像音響検定技術者資格HP
http://www.jppanet.or.jp/