先日のデッサンの授業は、映像コースの学生と「表現研究(芸術学部共通)」という授業を履修している学生と合同で行いました。
「表現研究」は、”表現活動と人間・世界・歴史について考察する思考法・表現を映像を観たり、身体を動かして考察する授業”だそうです(シラバスより)

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左:「デッサン」担当の池上先生(映像コース非常勤講師)
右:「表現研究」担当の砂連尾(じゃれお)先生

 

まずは自己紹介から。学生たちはお互い顔を合わせるのが初めてなので、少し緊張していたようでした。
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ストレッチも兼ねて、呼吸の仕方も意識しながら全員で軽く身体を動かしました。
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そして、2人1組になりお互いの身体を寄せて、バランスをキープ。4人1組のときは、隣の人の体重などを感じながら全員で左右にゆらゆら〜と。4人の調子が合うと、気持ちよくゆらゆらとできるそうです。
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そしてここからが本番です!2人1組で即興ダンスです!
それぞれ床の上で好きな用に動き、なおかつ相手の動きも見ながらお互いの動きを絡ませていきます。
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次は映像チームとダンスチームに分かれます。
ダンスチームはペンを、映像チームはカメラを持って、さっきと同じように即興で動いていきます。
ダンスチームの動きがペンの軌跡となって、床に敷いた紙に残っていきます。
映像チームは動きながらそのダンスチームを撮影していきます。
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普段カメラを持つ側は、あまり動いたりすることがないので、今回のように撮影しながら自分も動き回るというのは、なかなかないとことだと思います。

最後に映像チームが撮影した映像を全員で観ました。
撮る側も撮られる側も、どのような映像が撮れているのか分からないので、少しドキドキ。
迫力のある場面があったり、思いもよらないものが映っていたりして、みんな楽しそうに観ていました。
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描く・撮ることを交互に経験したことは、今までにない制約下での創作となり、今後それぞれのクリイションに大きく影響を及ぼすでしょう!
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今まではデッサンやクロッキーが主な授業内容だったので、今回はとても刺激的な1日となったと思います。