昨日は急遽、ヴィラ九条山に滞在しているフランスの作家さん、
トマ・ポンスさんとジュリー・ステフェン=チェンのプレゼンが開催されました。
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(左)トマ・ポンスさん
(中央)ジュリー・ステフェン=チェンさん
(右)通訳の小寺雅子さん

突然のイベントにも関わらず、たくさんの学生が参加しました。
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ヴィラ九条山とは、アジアでは唯一のフランスのアーティスト・イン・レジデンス施設だそうです。
精華の授業を覗いてみたいという本人たちの希望で、ナガタ先生がお2人を連れて来てくださいました。

トマ・ポンスさんはアニメーション作家で、PVなどを制作しているそうです。
今回日本に来てから、日記のような感覚で短いアニメーションを作ったりもしているそうです。
vimeotumblrに作品がアップされているので、是非見てみてください!

 

ジュリー・ステフェン=チェンさんは、紙を折り曲げていくと話が進んでいくような、
普通の絵本とは違った、触って楽しめる絵本などを制作しています。

そのほかにも、何枚かのレイヤーを組み合わすことで作られたカラフルなカードに、
彼女たちが開発したスマートフォンのアプリケーションを通して画面を覗くと、
カードの中の絵が動き出すという、とても可愛い作品もありました。
こちらもvimeotumblrで見てください!

 

お2人は個人でも活動されていますが、一緒に制作もしているそうで、ヴィラ九条山での2人のプロジェクトは、紙で作られた窓のある風景にスマホをかざすと、窓の外の景色が動いて見えるという作品を制作していくようです。
ジュリーさんが紙ものを制作し、トマさんがアニメーションを制作しているということです。

今回は上記であげたものを持ってきていただきました!
自分で紙の組み合わせをえらんで
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それをスマホを通してみると、波が動いたり車が走り去ったりするアニメーションが!
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どうやら紙の色のコントラストを認識してアニメーションが動き出すプログラムが組まれているようです。
学生達もアプリをダウンロードして楽しんでいました!
みんな興味津々!
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「すげ〜!」「かわいい〜!」という声がいっぱい聞こえてきました!

海外の作家さんたちと交流するのは、普段なかなか経験できることではないので、
学生たちにとっては貴重な時間を過ごせたと思います!

トマさんジュリーさん、お忙しい中ありがとうございました!