11月28日~12月8日までやっていた、映像コース四回生の藤本真理先輩の展示「そんなに 遠くない」に行ってきました!

「何か」と「何か」の「距離」がテーマになっているような気が、ぼくはしました。
たとえば
この写真はガラスの破片(だったと思います、たしか)が散らばっているところにライトで光をあてているものです。
この展示をみて思ったのは「ガラスの破片に光をあてると、とても奇麗なんだな」ということです(笑)
ただ、その意味は「奇麗なもの(ガラスの破片)」に対する「触りたい」と思う欲望、しかし、触れてしまうと傷つくかもしれないので触れない、という「距離」なのではないかな、とぼくは思いました。
止まってしまった時計。
受付で藤本先輩から「ソファーの部屋があるのでもし良かったら、腰をかけてみてください」というような事をいわれた、ソファーです。
実際にソファーに腰をかけて、目をつむってみると、なんだか不思議な空間にいるような、それでいて、とてもリラックスできるように感じました。こういう空間ってなかなかないんじゃないか、と思いました。
全体的にとても落ち着いて、なんだか不思議な雰囲気がする展示だったと思います。
とても不思議な空間のようにぼくには感じられました。
藤本先輩が感じる、あらゆるものの「距離」。それに対して「そんなに 遠くない」と優しく語りかけている(あるいは言い聞かせている?)ような、そんな展示だったのかな、と思います。
藤本先輩、お疲れ様でした!