ピカピカの1年生が去年の夏に「タンさん、展覧会したいけど、どうしたらいい?」と相談にきたのがまだ記憶に新しい。半年がすぎて今、その1年生たちがハガキとポスターを持ってきました。イベントのタイトルが「ムゲン」!やるね!上映が楽しみです!

mugen

京都精華大学有志短編映像祭「ムゲン」

開催日時:2011年5月6日(金)、7日(土)、8日(日)
上映時間:6日(金)は19:00-19:30/7日(土)と8日(日)は14:00-14:30
開催場所:kara-Sスタジオスペース(京都COCON烏丸)

現在ネットでの動画アップロードの普及などにより、観客と作者の結びつきは希薄なものになっています。その現状をふまえて、リアルタイムで直に作品を見てもらいたいという希望から、短編映像祭「ムゲン」は生まれました。昨年の秋より映像コース一回生を中心にメンバーを募り、各自の制作、企画進行や広報など全てを自主的に行い、進めてきました。出展者は現2回生映像コース7名、デジタルクリエイションコース1名の全8名で構成されており、当日は8作品を上映する予定です。ジャンルは実写からアニメーションまで様々で、どれも心を込めて制作されたものばかりですので、是非お越し下さいませ。

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【上映プログラム】

西堀 博貴
「Wonderful World」/1分27秒
朝おきて、何かしようと思ったらいつのまにか次の日の朝。素晴らしき世界はどこにあるのでしょう。

山中 美奈代
「love」/2分39秒
そのひとは くち を集めていました。行き場のない 愚か者 はその優しさすらしれないのでした。

藤本 希
「world」/1分39秒
アクリルで描いた素材をパソコンでコラージュし、作りました。動物が次々に変わる様子を楽しんでいただきたいです。

原田 稚子
「観察記録」/2分
アニメーターと人形。動かす者と動かされるもの。気が付かないうちに立場が逆転していたら、あなたはどうしますか。動かされてはいませんか?

秋山 優
「live」/3分10秒
私はここで踊っています。そうして二人が祈り、怯え、死に、争いながら時に溶けあうのを、じっと見つめているのです。

谷本 瑞佳
「llinx」/2分30秒
子供の頃、夜中トイレに行ったらお化けが、、、などと妄想しませんでしたか?そんな子供にしかできない現実と地続きの妄想をテーマに制作しました。

川原 紗恵子
「ココロ」/5分28秒
今では人と人が繋がるために必要不可欠な道具となったケータイ電話。もしその道具がこころを持ったとしたら、人間をどのように見つめているのだろうか。

横山 有衣
「採集」/1分48秒

 女の人の体はやわらかな幼虫にどこか似ていた。そしてそれは、ずっと昔、少年が夢中になった時間と、いつしか混ざり合っていく。

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